コーヒーっておいしいですよね。
ですが、コーヒーのおいしさを言葉にしようとすると、詰まってしまいます。
一言でコーヒーと言っても、そこには「香り、苦味、コク、酸味」など様々な要素があり、言語化するのはとても難しいです。
ですがコーヒーのおいしさを言語化できると、よりコーヒーを楽しめるはずです。
そこで今回は「コーヒーのおいしさを表現する言葉」をまとめてみます。
コーヒーのおいしさ・味・香りを表現する言葉
全体の印象を示す表現
・マイルドな:(味や香りが)おだやかであること。強烈でないこと
・芳醇な:香りが高く味のよいこと
・まろやかな:口あたりが柔らかいさま。味が穏やか。ほのかな苦味と濃度感の低さ
・リッチな:醇がある(味が浅薄でなく奥行きがある)
・すっきりとした:濃度の低さと酸味から、口に含んだ時に軽やかに感じる
・バランスの良い:風味、酸味、コクがどれか一つが突出していたり、逆に何かが欠けていたりすることなく、全体の調和が取れていている
・きりっとした:酸味。舌の側面で感じる「ピリッ」「キリッ」とした刺激のこと。コーヒーの爽やかさやすっきり感、フルーティさ。
・きれのある:コーヒーを飲み込んだらすぐに苦味や酸味が消えてしまって口の中に苦味や酸味がほとんど残らないこと
・味のつよさ:濃度感、コクの濃さ*
・やわらかな:酸味や苦味が強くないさま*
・さっぱりとした:味が薄くてしつこくないさま
※名称の定義は、辞典や各種ホームページを参照して記載。*は明確な記載が見当たらず、著者が理解するイメージを記載
全体の印象を示すマトリクス表です。
香りに関わる表現
・焙煎した〇
・香ばしい〇
・焦げた×
・甘い〇
・フルーティ〇
※〇はポジティブな評価、×はネガティブな評価
味に関わる表現
・まろやかな苦味〇
・こくのある〇
・すっきりした苦味〇
・苦味〇×
・まろやかな酸味〇
・すっきりした酸味〇
・さわやかな酸味〇
・シャープな苦味〇
・渋味×
・酸味〇×
・シャープな酸味〇
・苦味が後に残る×
・広がる酸味〇×
・渋苦い×
・渋みが後に残る×
・甘味が後に残る〇
・甘味〇
・塩味
※〇はポジティブな評価、×はネガティブな評価
比喩表現
またコーヒーの味を比喩的に表現することがあります。
・ナッツのような
・果実のような
・キャラメルのような
・花の香りのような
・スパイシーな
・蜂蜜のような
・リンゴのような
・レモンのような
・オレンジのような
・ピーチのような
・マンゴーのような
・ヨーグルトのような
・オイリーな
・バターのような
・クリームのような
ここに記載したのは一例です。
主観的な表現なので、他にも様々な表現があります。
まとめ
・自分が飲んだコーヒーがマトリクス表のどこに位置付けられているのかを示す
・前述の表現を使って、コーヒーの味を言語化する
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